その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:保坂陽一 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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冷却面はさまになってきたが、ここまで来たらやはり静音化を果たさなくてはならない。次に目を付けたのは電源だ。実のところ、使用していたSeasonic M12はそれなりに静かで、電源が底部奥にあることもあって、その音が直接気になるようなことはない。上部に位置するケースファンに音がかき消される感じと言えばよいだろうか。ここまでその音に気が付いたのは、STEP 0でケースファンをOFFにしたときくらいのものであるのだが……。 そんな静音電源だが、徹底的にやるならファンレス電源を活用してみたい。ケース底部にあることで、上のパーツに与える熱の影響は気になるところだが、試してみる価値はあるだろう。電源の交換はマザーボード交換の次にめんどうな作業にはなるが、ここは静音化を夢見て慌てず作業を進める。 そしてファンレス電源導入の結果は、予想以上に良好。ほかのパーツの動作音に紛れていた電源の動作音が消えたのか、わずかながらも確実に音量レベルが下がっている。ただ、やはり電源そのものの温度はじわじわと上がっているようなので、これだけはなんとかしなくてはならない。 |
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アルミヒートシンク+スチールシャーシを採用したSilverStoneの「SST-ST45NF」。ファンレスながら400Wの定格出力だ | ||||||||||||||||||||||||||||||
電源の交換は多くの配線をやり直すことになるので大変。その手間を考えると、もとの電源のままでよいような気もしなくはない…… | ||||||||||||||||||||||||||||||
意外に発熱は小さいようだが、そのままというのも気になるところ。ちょうどヒートシンクが横を向いているので、ケースファンを活用してみよう | ||||||||||||||||||||||||||||||
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となると、頼るのはやはりケースファン。フロントの下部にあるファン取り付け位置にも前2基と同じ低速静音ファンを増設することにした。ここならその直線上にファンレス電源が来ることになり、メッシュ加工された電源の内部をうまく風が通り抜けて、ケース背面へ放熱できるようになりそうだ。 フロントケースファンも2個目ということで、動作音はまたわずかに上がってしまったが、電源は間違いなく冷えている。動作中にケース背面から電源に触れてみると、緩やかな風が感じられるとともに、触れてもほとんど熱さを感じないのは優秀である。 しかし、いまだ各部の計測の値が初期状態の値をすべて同時に下回ることがないのは気になるところで、なんだか堂々めぐりをしているような気がする。そもそもチップセットの温度にここまで変化が少ないのは妙である。何がおかしいのか今一度考えてみる必要がありそうだ。 |
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フロント下部にもほかと同じ低速静音ファンを追加。これでケースの下半分は横に風が流れていることになる | ||||||||||||||||||||||||||||||
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サイドファンによるエアフロー構築ミスを修正したところで、俄然やる気になってきた! とはいえ、まだ動作音がはっきり分かるほど下がっているわけではないし、全体的に温度が下がってきた中でCPUにはいまだに大きな変化がない。最後のターゲットはこれしかないだろう。 後半になってようやく登場の静音CPUクーラーには、サイズの「忍者 弐」を使用。ヒートシンクが巨大過ぎて、狭いケース内部での取り付け具へのアクセスが困難なため、結局ここでマザーボードを一旦取り外すことに。マザーボードの裏側に専用のリテンションを取り付けるタイプではないので、楽だと思ったのに……。 その手間をかけたかいあって、CPU温度は5℃近くダウンしたのだが、リテールCPUクーラーの静音性が優秀ということの証なのか、動作音はまさかのアップ! と言っても、初期状態とほぼ同じレベルの動作音で、CPUやビデオカードの冷却性能がアップしていることを考えると、バランスを取りつつの静音化という目的は成功していると言えるのだが、まだ打つ手がある気がしてならない。よくよく考えると、この時点でケース内には12cm角ファンが5基、14cm角ファンが1基付いており、それでこの動作音というのはスゴい気もするのだが。 |
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サイズの新定番、「忍者 弐」。12cm角ファンとヒートパイプを使用した大型CPUクーラーだ。12cm角ファンは4方向に取り付け可能 | ||||||||||||||||||||||||||||||
マザーボードへの固定具がヒートシンクの下になるので、狭いケース内では取り付けに一苦労。ファンは天板排気を活かすため、下から上に向けた | ||||||||||||||||||||||||||||||
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